2024-25年度 月信7月1号
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 112024-2025年度第2700地区 ガバナーエレクト濱野 良彦(福岡東南RC) 2022年12月にガバナーノミニーデジグネートに就任して以来、ロータリーに関する諸事や多くの社会的常識等々を学ぶ機会を頂き、本年7月にガバナーエレクトに就任しました福岡東南ロータリークラブの濱野良彦でございます。 私は、ガバナーノミニーとガバナー補佐を兼務するといった貴重な経験を致しました。加えてその期間に、日本におけるコロナ感染症パンデミックの終焉宣言がなされるといった世の中の状況が大きく変わる時期でもありました。第2700地区のロータリークラブ運営に関しましては、各クラブの会長・幹事さまがご苦労された2年数カ月であったと推察でき、そのご健闘に敬服する心境であります。このようなことをガバナー補佐としての実務を通して各クラブの状況を知ることができました一方、ガバナーノミニーとして、ロータリーの活動が、パンデミックからの脱却と再生への道筋である現状について深く考える機会を頂きました。 2018年6月から開始された「長期計画推進委員会→地区戦略計画委員会」において2020年からの5ヶ年計画が野﨑ガバナー年度で終わり、次の5ヶ年計画が2025年の濱野年度から始まります。また、野﨑年度から“Three Year Targets”の考え方が導入されますので、ガバナーエレクトは、野﨑ガバナーへの支援体制について強い意識を持つ必要性を感じております。 つまり、これまでのロータリーの単年度制の考え方を進展させ、複数年度性の形式を具現化あるいは原則化することを問われている”時”が今であることを地区および各クラブで認識しなければなりません。これまでの伝統的な考え方の単年度制に付加価値を加え、その付与は「考え方の成長」を意味します。複数年度性の考え方を安定化させる言動は、ロータリーの活動の進化を意味し、その進化の過程を明確に提示することが、私の役割なのです。このような考え方を実践するには、発想の転換ではなく、発想を成長させるという能動的な考え方を持ち続けることと私は考えます。すでにRIは、折に触れこれに関して言及し、その1つが現在のロータリーの標語である「GROW ROTARY:ロータリーを育てよう」です。そこで、これに答える能動的な考え方を、明確な言葉で表記し、それに沿って自然発生的に一歩づつ前に進むことを模索中です。それが、私の”時”の使命 と考えます。 これが、これまで以上に野﨑年度への支援体制をガバナーエレクトが行う根拠なのです。 その一方で濱野年度に特色を持たせることが、ガバナーエレクト時代の重要な課題であります。さまざまな試みを繰り返し、失敗を重ねながら目的に近づいていけるガバナーノミニーは終わり、堅実な実務を行うガバナーエレクトになるといった環境に身を置いている実感があり、また覚悟もございます。 第2700地区野﨑ガバナー年度が、素晴らしい1年間となりますことを祈念申し上げまして、ガバナーエレクト就任のご挨拶とさせていただきます。就任のご挨拶Grow Rotary:ロータリーを育てよう

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