『月信』2月号
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第2700地区米山記念奨学委員会今村 次美(太宰府RC) 委員32 2024年元旦、第2700地区米山記念奨学生のイ・ドンソプ君(韓国)、アルナト・ディダル夫妻(カザフスタン)、キラン君(ネパール)が母国の郷土料理を持参し、新年の挨拶並びに日本のお正月を体験しました。 春日神社での初詣、玄関のしめ縄、神棚参拝、お仏壇へのお参り、床の間の鏡餅、松竹梅花いけ、座敷で正座をして家族揃っての新年挨拶、お雑煮、御神酒、お節料理等々和やかな雰囲気で様々な体験を行いました。 奨学生の皆さんは、和やかの雰囲気の中でもメモを取るなど興味津々の様子でした。 黒豆は、「まめに働くように」昆布巻きは「よろ(喜)昆布」、レンコンは、「将来への明るい見通し」など、一品一品に料理の説明を行いました。非常に話しが弾み、笑いと関心で楽しい会食となりました。 また、奨学生の皆さんが手作りで作った郷土料理を持参してくれました。アルナト・ディダルさん(カザフスタン)書初めキラン君(ネパール)書初め カザフスタンの郷土料理サムサや韓国の郷土料理ダッカルビ、インドの珍しいお菓子、ネパールのコーヒーなど、国際色豊かな料理等が並び、とても楽しい時間でした。 食事後には、全員で書初めにもチャレンジしました。初めて筆を使い、「一期一会」や「幸福」の文字を書き、それぞれが新年の想いを文字に込めていました。 国内外ともに厳しい年始となりましたが、皆で励まし合い、そして、助け合い、明るい将来に向け希望を持って、楽しい人生にしていこうと誓い合いました。イ・ドンソプ君(韓国)書初めグローバル正月食【投稿】米山記念奨学生 日本のお正月体験

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