『月信』2月号
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2 2月23日は、ロータリー創立記念日です。この日は、青年弁護士ポールP.ハリスが、米国イリノイ州シカゴで初のロータリー例会を開いた日(1905年2月23日)であり、この日から今日に至るロータリーの歴史が始まりました。ロータリーは本年2月23日に満119歳となり、2024-25年度に満120歳を迎えます。われわれ一人ひとりがこのロータリーの歴史に参加していることに思いを致す日として大切にしたいと思います。 皆さんは、「ロータリーの友」目次のすぐ後に必ず掲載される「ロータリーとは」の記事をご存じでしょうか。この記事は、毎号ほぼ全く同文の記事として掲載されますが(2024年1月号:6ページ ※ロータリーの友は電子ブック化されてロータリーの友のホームページに掲示されています。以下のリンクからジャンプして、『「友」電子版アーカイブ』のアイコンをクリックしてください。閲覧のIDとパスワードはクラブ事務局に尋ねてください。https://www.rotary-no-tomo.jp)、ここにはロータリーの歴史と現在が簡潔に要約されています。特にロータリー初心者のために役立つものと思いますので、ここから一部を抜粋します。………………………………………………………………ロータリーの誕生とその成長 20世紀初頭のシカゴの街は、著しい社会経済の発展の陰で、商道徳の欠如が目につくようになっていました。 ちょうどそのころ、ここに事務所を構えていた青年弁護士ポール・ハリスはこの風潮に堪えかね、友人3人と語らって、お互いに信頼のできる公正な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい、という趣旨でロータリークラブという会合を考えました。ロータリーとは集会を各自の事務所持ち回りで順番に開くことから名付けられたものです。 こうして1905年2月23日にシカゴロータリークラブが誕生しました。 それからは、志を同じくするロータリークラブが、つぎつぎ各地に生まれて、国境を超え、今では200以上の国と地域に広がり、クラブ数37,082、会員総数1,188,470人(2023年11月15日国際ロータリー公式発表)に達しています。このように歴史的に見ても、ロータリーとは職業倫理を重んずる実業人、専門職業人の集まりなのです。その組織が地球の隅々まで拡大するにつれて、ロータリーは世界に眼を開いて、幅広い奉仕活動を求められるようになり、現在は多方面にわたって多大の貢献をしています。 なお、世界中のロータリークラブとローターアクトクラブの連合体を国際ロータリーと称します。……………………………………………………………… いかがでしょうか。これ以上の引用は控えますが、この記述に続いて日本のロータリーの歴史と現在がごく短く整理されております。ここには、ロータリアンが最低限知っておくべきロータリーの歴史と現在(最新のクラブ数、会員数)、理念が簡潔に要約されています。また、「ロータリーの目的(The Object of Rotary)」と「四つのテスト」が毎号掲載されており、ロ国際ロータリー 第2700地区ガバナー吉田 知弘(福岡東RC)ロータリー創立記念日(2月23日)を知っていますか「ロータリーの友」を読んでいますかご挨拶ロータリー創立記念日/平和構築と紛争予防月間によせて

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