『月信』2月号
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(韓国)崔九州大学工学部電気情報工学科で今後、ロボット技術について研究していきたいです 皆様、こんにちは。今年の4月より国際ロータリー第2700地区福岡北ロータリークラブでお世話になっております崔 丞杓(チェ スンピョ)と申します。現在、九州大学工学部電気情報工学科に所属しており、学部4年生です。出身は韓国のソウルで、実家は現在ギョンギドという地域にあります。かなり田舎で、車で5分ほどの距離にはスキー場やリゾートがある自然に囲まれた場所だと思います。 幼い頃からモノ作りが好きで、電子機器に興味があった私にとって、ロボット分野の技術をリードする日本は常に好奇心の対象でした。そのような私にとって、高校時代に先生に教えていただいた日本留学の話は、新しい環境で生活しながら勉強したいという思いとともに、日本留学を決意するきっかけになったと思います。それから本格的に留学準備を始めると、いろいろなことがありました。例えば、受験シーズンには、一人九州大学電気情報工学科学部4年生世話クラブ:福岡北RCカウンセラー:森 陽一14で周りの友人とは違う勉強をしなければならなかったので、まさに自分との戦いだったと思います。このように、時には辛くなることもありましたが、その度に留学を決めた時の気持ちを思い出しながら勉強し、希望の大学で入学し、勉強することができたと思います。 私は現在学部4年生で、来年から研究室に配属され、本格的に研究を始めることになります。大きな枠組みは構想していますが、絶対的に経験が不足しているため、具体的に研究していくテーマなど、まだはっきり決めていない部分も多いと思います。 このような時期に、ロータリークラブの経済的支援を受け、かつ、多様なロータリアン様と交流しながら自分の視野を広げていけることは、自分の進路計画に没頭できるようにする本当に貴重な機会を得たことだと思っております。  これから約2年間、ロータリークラブで活動しながら、多くのことを学んで行くようになると思いますが、ロータリー奨学生に選ばれた瞬間を常に忘れず、私を信じて選んでくださったロータリアンの皆様の期待に応えられるような立派な学生になれるよう、日々努力し、自分を成長させていきたいと思います。チェスンピョ 丞杓

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