『月信』2月号
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 2月号 No.9  11(2)質疑応答———————————————————井手パストガバナー 当地区で衛星クラブが増えてきているが、衛星クラブが活性化する方策を考えておかなければ、支援が無いと自立できないローターアクトクラブと同様の問題が発生するのではないか。衛星クラブのメリットである、例会が少ないことや会費を低く抑えられるなど弾力性を持たせられる点から、若い会員が集中的に入会すると予想される。そうすると親睦の場になってしまい、奉仕活動が疎かになることを危惧する。地区が定期的に確認しながら進めていただきたい。設立しやすいことから安易に考えてしまう雰囲気になるのは注視すべきである。会員増強の観点からは大変良いことではある。—————————————————濱野ガバナーノミニー 兼務しているガバナー補佐として、第4グループIMでは衛星クラブに関するシンポジウムを企画している。そこからも様々な情報が上がってくると思うので、活用していきたい。衛星クラブの不安材料を十分に承知した上での企画としている。—————————————————————— 吉田ガバナー 井手パストガバナーのご指摘の通り、入会しやすさを魅力としているので、若い会員が入会してくる。クラブによっては、人的リソースの給源をローターアクターOBに求めていくが、諸事情により本クラブには入会できていない場合も多くあり、その受け皿になり得るとも考えられる。一方、ロータリーに関する知識が豊富な会員が在籍して活発に活動されている衛星クラブもあるので、その活力が損なわれないようにしっかりと支えていくが大事なことである。そのために、クラブ運営支援委員会が中心となり衛星クラブ運営支援を行うようにしている。 また、驚いたこととして、ローターアクターOBの衛星クラブ会員で、ローターアクトクラブ時代にしっかりとロータリーのことを勉強している会員が存在する。我々も負けてしまうほどのものすごい知識量と活動に対する意気込みがある。久留米中央みらい衛星クラブの議長か幹事の方が、京都のローターアクト歴が長いといった例もある。行橋みやこRCの幹事もローターアクトOBでたいへんしっかりとしたロータリアンである。このような方々がしっかりと入会してくる衛星クラブにい。吉田年度末には実行するスケジューリングを考えている。—————————————————————— 大神地区幹事 以前に当地区で集めた支援金を送金した第2540地区から秋田豪雨災害支援金の御礼が届いたのでご報告します。支援金総額は、50,454,258円で地区内の甚大な被害があった市町村へ贈呈されています。地元の新聞にも取り上げられ、非常に有効に活用できたとのことです。 当地区では、久留米市田主丸地区の青色防犯パトロール車が被災したため、ロータリー財団補助金からロータリー号として贈呈することとしています。また、災害支援金として100万円を福岡県へ贈呈し、福岡県庁にて大曲副知事と吉田ガバナーにて贈呈式を執り行ないました。育っていくとこれは侮りがたいクラブに成長していくのではないだろうか。問題なのは、そのような衛星クラブが自我意識を備えて親離れの時期になってきたときに、スポンサークラブがどのように対応していくかがある。その際には、独立を認めるといった方向となるだろうと思われる。将来性も含め、会員増強において衛星クラブは非常に有効な材料になっていくと考えられるので、しっかりと運営支援を継続していきたい。(議事録作成者/次年度地区幹事 大橋晋弘)8. 災害支援金報告

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