『月信』2月号
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〈2023-2024年度 第2700地区ガバナーメッセージ〉(福岡東RC)国際ロータリー第2700地区ガバナー2023-2024年度国際ロータリーのテーマ       ロータリー基本理念の礎ウィル R.メーニァ・ジュニアウィルR.メーニァJr.はアメリカ合衆国のナッシュビル・ロータリークラブの会員で、1936-1937年国際ロータリーの会長です。1915年から1923年頃、奉仕活動は個人の立場で行うべきという考えの「理論提唱派」と実際の困っている人々へ奉仕を実践すべきという考えの「奉仕実践派」との間で奉仕の在り方についての激しい論争が巻き起こりました。ロータリーの創立者であるポール・ハリスは、「両方が調和し、解決が図れるよう次の国際大会で議案を提案したい」と述べ、ウィル・メーニァJr.は1923年のセントルイス国際大会において34号議案を提案しました。この提案により、奉仕活動をクラブに指示する決議23-8号とそれを禁止する決議23-29号という、両派の提出した相反する決議両方を撤回する代わりに、決議23‐34号が提案・採択され、理論派と実践派の論争は終息しました。その後、決議23-34号は「社会奉仕に関する1923年の声明」として現在まで続くロータリーの基本理念の礎となりました。No.92月号ロータリーの偉人⑨FEBRUARY2024ロータリーを開き、ロータリーを前進させよう吉田 知弘WillR.Manier Jr.

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