『月信』12月号
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245. 出席率 2022~2023年度84.39%と素晴らしい数字で、会長の時間は会員の勉強になるような話をするように心がけているそうです。また、服装のハードルを下げており、工業地帯であるために昼休みに来て再び工場に戻って仕事に従事できるように作業着での参加を容認しているそうです。6. 寄付について 寄付者割合を増やしていくように努められております。ニコニコ箱の5%を財団に、5%を米山に入れてカウントされるようにしていて、他クラブの寄付率の状況を見て自クラブの立ち位置を確認しているそうです。7. 同行時の感想 会長の藤永さんは若く勉強熱心で行動力があり、「昔、炭鉱で大いに栄えた街は過去の姿、今は衰退していく街を直方ロータリークラブの会員を増強し温かく迎え入れ、活動を通じて良き仲間を得ることにより仕事にも励みを与えて、それぞれが夢を持つことにより街は活気にあふれる」という力強い信念のもと栄光をよみがえらせると熱く語っておられました。 吉田ガバナーの話に出席者全員が食い入るように聞き入っていたのが非常に印象に残っています。 ロータリーの決まり文句ではなく、クラブが地域に根ざし地域を活性化していくためには会員それぞれがロータリーをどうとらえ、それを活動に生かしていくことを鋭い切り口でよどみなく話される吉田ガバナーの話は、同行者の私もぐいぐいと引き込まれていく非常に貴重な体験でした。大きな効果があったのではないかと確信できます。 同じクラブの会員としてこの様な素晴らしいガバナーを輩出できたことを誇りに思える一日でした。また、出迎えや最後の見送りなどガバナーに対する礼節は見習うべきところがたくさんありました。 ロータリアンでなくとも礼節を守ることは人としての基本である事を改めて認識させられた公式訪問でした。創立年月日/1957年7月11日スポンサークラブ名/福岡ロータリークラブ会長名/藤永勝巳  幹事名/藤田和孝会員数/34名(9月末現在)1.クラブの概要 第2700地区に10番目にできたクラブであり、歴史とロータリーについて思考や向き合い方を多くの先輩方から感じることができました。(古い事をよく知っている) 平均年齢は60歳であり平均在籍は14年、女性会員は4名です。2. クラブの特徴(長所) 活動的なクラブで、奉仕活動について会員の積極的参加を始め、クラブ炉辺会(年6回)等での交流、他事業への出席率が高く、低出席率の会員はほぼいないそうです。3. クラブの今後の取り組み ロータリー全体の活動方針でもクラブの主体を重んずる傾向があるため、新たな取り組みやアイデアを活用する方策について取りくんでいく必要があると考えているそうです。 委員会活動についても、ロータリーや奉仕活動の原点がずれていかないように「事業をしなければならない」ではなく「したくなる」構図を会合で築く必要があると考えられておりました。4.米山記念奨学生 米山記念奨学生の受け入れをしており、これからカウンセラーを増やしていくそうです。浦江 卓司(福岡東RC)10月26日(木)直方RC

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