『月信』12月号
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盈(中国)孫言語学を専攻として研究しています16 皆様、こんにちは。米山ロータリー奨学金の孫盈盈(ソン エイエイ)と申します。私は中国上海の出身であり、現在は九州大学大学院で言語学を専攻として研究しています。 私は中学時代から、日本の文学作品と映画を見始めました。高校時代の夏休みに二回日本へ旅行に来ました。日本の美しい自然風景と文化に心が惹かれた私は大学に入学した際に、日本語科に進学しました。学部時代の四年間、私はずっと真剣に日本語だけでなく、日本に関する全般的な知識を学んできました。また、私は大学三年生の夏休みに、日系企業で三か月のインターンシップをしました。日本人の同僚と交流しながら、私は母語と外国語の差異が興味深く、研究する価値があると痛感しました。その後、日本への留学計画を立てました。 修士在学中、私は言語学の研究を行い、今は中国語における再帰代名詞についての論文を書いています。最初はオンライン授業でしたが、去年の七月にようやく日本に来ました。この一年間で学校の勉強を通じて、日本語が以前より上達しただけでなく、知識の量も顕著に増えました。また、課外時間を利用して、さまざまなところへ旅行に行きました。北海道の雪のような日本の素敵な風致を満喫し、金閣寺を始めとして日本の歴史名所を鑑賞しました。 将来の希望として、日本で博士号を取得し、中国に戻り大学で日本語を教える先生になることを目指しています。それと同時に、中日の架け橋になり、世界の平和にできるだけ力を入れたいと願っています。 今年はロータリーの奨学生になって、優秀な奨学生とコミュニケーションコースし、また、毎月の例会でカウンセラーと交流して、ゲストの卓話を聞いて、いろいろ勉強になりました。今後もこのチャンスを利用して、自分をより磨きたいと思います。九州大学地球社会統合科学学科修士2年生世話クラブ:福岡東南RCカウンセラー:岡 弥生ソンエイエイ 盈

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