『月信』12月号
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茗(中国)徐加齢黄斑変性に関して研究しております14 九州大学医学系学府博士課程3年の徐梓茗と申します。出身は中国遼寧省、日本に留学して1年目になります。2023年4月から奨学生になりまして、久留米東ロータリークラブでお世話になっております。現在では加齢黄斑変性に関して研究しております。 私の出身校は中国医科大学です。大学7年一貫制の臨床医学を専攻しました。学校の制度により、本校の7年一貫制を在籍している学生のみ修士入学試験なしで5年生の時に、続いて大学7年一貫制か、大学5年+大学院3年を選べることができます。大学院の時に同じ病院で国家入院医師標準化研修をしました。その後、各診療科で研修しテストを受けました。卒業前に医師資格証と医師免許証を取得しました。 日本の総合医療レベルは世界一で、特にがんの低侵襲治療、重粒子線治療など先進的な国です。日本の科学者は以前にも何度もノーベル賞を受賞しました。科九州大学医学専攻学科医専課程3年生世話クラブ:久留米東RCカウンセラー:森山佳治学研究でも臨床でも、日本の学生はより高度な医療技術や理念に触れることができ、視野を広げることができます。また、大学院の先生は慶應義塾大学に留学したことがありました。日本文化と教育の影響を深く受けて、優れた医療技術、高貴な医療論理を持つ人です。先生は日本の医療体制と医療教育に対して高く評価しており、日本は欧米諸国と異なり、学生の実際の能力をもっと重視しています。私は日本での医療教育や実践の機会を望み日本へ留学することを決めました。 ロータリー奨学会の一員になれることをうれしく思います。 私の面倒を見てくださって、本当にありがとうございます。また、将来にわたってロータリアンの皆様と交流を深め、奉仕の心を持って、社会に貢献できるように努力しようと思います。最後に、小医の日本での留学経験とその知見が、中国と日本の友好促進に少しでも寄与することを願っております。シュジミン 梓

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