『月信』11月号
4/38

4  e) 基本的教育と識字率向上 (Basic education and literacy)    ロータリーは、すべての子どものための教育を改善し、子どもと成人の識字率を高めるための活動と研修を支援します。  f) 地域社会の経済発展 (Community economic development)    ロータリーは、貧困地域や十分な支援が得られない地域で測定可能かつ長期的な経済発展を創出し、人びとと地域社会が貧困を緩和していけるよう支援します。  g)環境(Environment)    ロータリーは、天然資源の保護と保存を強化し、環境の持続可能性を高め、人と環境との調和を促す活動を支援します。ロータリーにおいて環境の持続可能性とは、生物の最善の利益のために、生態学的完全性、地球の健康、将来の世代をサポートする方法で、地球の天然資源の責任あるケアと使用が行われるようにすることを意味します。支援します。この分野のプロジェクトは、医療サービスへのアクセスの改善および拡充、医療機器の提供、および医療従事者の研修によって、医療システムを強化します。⑵ いかがでしょうか。興味をもたれた方は、是非、この二つの文献を参照してみられてください。マイロータリーから入れば、これらのリソースにアクセスすることができます。   ここでは、私が気付いたこととして、3つのことを指摘しておきます。① まず、この重点分野がグローバル補助金のように大きな資金を振り向けるための指標となっているということです。これは、多様な奉仕分野の中でも、特に資金を重点的にポスティングするだけの意義があると考えられることによるので、よりサイズの小さい奉仕プロジェクトを考案する場合であっても、そのアイデアを練る上での参考になるはずです。その意味でも参照する価値があります。② 次に、「測定可能性」「持続可能性」などビジョン声明と行動計画に表れる重要なキーワードがここに頻繁に表れているということです。両者が軌を一にしていること、そして奉仕プロジェクトを主導する重要な指標となっていることが理解されるかと思います。行動計画の中で使用される「インパクト」という用語も、「ロータリーの行動によってもたらされるポジティブで長期的な変化」をいうものと定義されています。私たちは自分たちの奉仕事業を計画するとき、それが本当に社会のニーズに適い社会の注目と敬意を集めるに足りるものかを考えるはずです。ここに挙げた視点がそのヒントになることを覚えておかれるとよいでしょう。③ 様々なリソース(参考資料や情報)は、実は「マイロータリー」からダウンロードすることができます。興味を持たれた方は、是非マイロータリーにアクセスしてみてください。ロータリーの活動に有益ないろいろな情報やヒントに出会うことができます。世界インターアクト週間について RI理事会は、ロータリークラブとインターアクトクラブに11月5日を含む1週間を「世界インターアクト週間」として遵守するように奨励しています。これは、ロータリークラブとインターアクトクラブを「国際規模の活動」に参加させるためとされます。 詳しい説明はインターアクト委員会からの説明とマイロータリーの説明に譲りたいと思います。是非以下のリンクからマイロータリーにアクセスしてみてください。11月5~11日は「世界インターアクト週間」 | ロータリーボイス (rotaryblogja.org)

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る