『月信』11月号
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大神 朋子(福岡東RC)18 9月6日、柳川ロータリークラブの公式訪問に随行致しました。 渋滞を用心し予定時刻より40分くらい早く到着してしまったにもかかわらず、梅崎政信会長、樋口雅子幹事を始めとした会員の皆様にお出迎えいただいて恐縮致しました。 柳川RCは創立64年を迎える歴史あるクラブであり、これまでにガバナーを3名輩出されています。当日、そのお一人である立花寛茂パストガバナーにもご臨席を賜り、お話をさせていただき感激致しました。 数々の印象的な独自の活動を実施されている同クラブですが、なかでも独自の奨学金制度である「公益財団法人柳川ロータリークラブ近藤・竹下・沖奨学会」には驚きました。当初柳川青年会議所創立にあたり発足した奨学金制度が柳川ロータリークラブとの共同事業と 濱野ガバナーノミニーの所属クラブ・福岡東南RCへの公式訪問を実施致しました。松尾幸靜会長率いる福岡東南RCは設立53年目、会員数72名で構成され、30年以上に亘り植樹や間伐など地域を巻き込んだ社会奉仕活動に力を入れてきたクラブです。例会前には吉田ガバナー、濱野ガバナー補佐、寺岡地区副幹事と共に、松尾会長、磯本幹事と意見・情報交換をいたしましなり、その後、同クラブのみの単独事業となった後、熱意ある会員有志による多額の寄付によって財団が設立されて今に至っているそうです。返済の義務がない奨学金制度であり、年間約500万円を15名前後の学生に支給してこられています。長きにわたり地域の青少年の育成に寄与されている素晴らしい制度だと思いました。 財団補助金事業にも積極的に参加されており、本年は「ほたる生息地の再生整備とうなぎ稚魚放流」事業を実施されるとのことです。 例会では御花の「せいろ蒸し」をいただきました。その上、お土産にもうなぎの白焼きを持たせていただきました。公式訪問日程もようやく折り返しとなりますが、吉田ガバナーの活力はこのうなぎパワーを得て120%以上フル充電されたものと思います。た。同RCの長期計画委員会では「地域において最も社会奉仕に力を注いでいる奉仕団体になる」という中長期目標を定め、23年度~24年度のテーマ「全員で一歩前へ」のもと、引き続き精力的に取り組まれていること、クラブの課題として3年間のコロナ禍と会員の入れ替わりをふまえ、RCの意義目的の再徹底や、更なる出席率の向上に取り組まれていること等の意見を共有しました。渡部 一(福岡東RC)柳川RC福岡東南RC9月6日(水)9月8日(金)

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