月信9月号
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14改定する。改定内容は、資格要件として、ガバナーエレクト、ガバナー、パストガバナーの何れかとあるが、これに例外を設けて規則の形式を整えることである。なお、RLI日本支部の制度ではもともとこのような資格要件の定めはなく、資格要件を修正することに支障はない。② カウンセラー規程の変更  地区カウンセラーは部門ごとに1名のカウンセラーを配置すると定められているが、1名以上のカウンセラーを配置できるように改定する。③未修正規程の改訂  現規程は規則とマニュアルの性質が混在しているため、区分して整理し改訂を進めていく方向性が承認された。④ ローターアクトクラブとRYLA  安増顧問から問題提起があり、委員から様々な意見が出たが内容については委員会議事録にて報告としたい。ロータリー未来形成について内容報告があった。 SRFは本来であれば、2022年にRIがSRFに関係した具体的な提案をしようとしていたが、反対が多く提案ができなかった。それを受けて、日本のロータリー未来形成について議論を始めたというのが経緯である。私どもも理解できないままで議論を聞いていたため、今後どうなっていくのかは結論が出ていないのが現状である。ガバナー会、ガバナーエレクト会、ガバナーノミニー会で継続して議論していきたいとの提案が水野RI理事エレクトからあった。通常では年3回のガバナー会が4回開催されたが、RIがどのように進めていくのか議論がまとまっていないのが現状である。11月に議論を整理して、報告書を出そうとなっているが、大変難しい問題であると感じている。9. 国際大会報告———————————————————— 西島直前ガバナー 5月末にオーストラリアのメルボルンにて開催され、貫直前ガバナーはじめ参加してきた。5,000名以上の参加者が集い、ジェニファー・ジョーンズRI会長のカナダ国歌がカナダの一流アーティストにより斉唱され、続いてオーストラリア国歌も一流の女性アーティストが斉唱された。そのあと、ジェニファー・ジョーンズRI会長のメッセージがあり、素晴らしい国際大会であった。今後は、より多くの一般会員が参加されることでロータリー活動の参考になるのではないかと感じた。10. 前年度 第4回ガバナー会報告———————————————————— 西島直前ガバナー 辰野前RI理事による資料(日本のロータリー未来形成)にて説明された。2月20日のガバナー会にて、辰野前RI理事を中心に数名でチームを組んで日本のロータリー未来形成について議論をしている内容報告があった。問題意識が高まり、再度4月21日に追加でガバナー会が開催された。ガバナー会では単年度の議論となってしまうため、継続性が大事であるとのことからガバナーエレクト会、ガバナーノミニー会と3代でガバナー会を実施し、辰野前RI理事から日本の11.部門カウンセラー複数設置について——————————————————————— 吉田ガバナー 前回の戦略計画委員会にて議論し、部門ごとにカウンセラーを配置することとなり、部門の設置及び地区カウンセラーに関する規則が作成された。委員会ごとにカウンセラーを配置していた体制を改め、部門ごとに1名のカウンセラーを配置するというのが基本的な仕組みづけであるが、これによると、ポストの数を整理され、実働力の高いカウンセラーの下で効率的な活動の総括が可能になるというメリットがある反面、部門によっては多数の委員会の取扱事務が1名のカウンセラーに集中してしまい、過重負担となりがちであるという構造的な問題も内包している。 その一方で、ポスト数の減少のため、お役から外れられたパストガバナーもいらっしゃる。無任所となると、これをきっかけにロータリー活動から離れていかれることも懸念されるが、これでは、それぞれのパストガバナーがお備えになっている豊富なご経験や知見が活かされずに失われてしまうことにもなりかねない。 このような問題を解決するため、多数の委員会を束ねる形式となっている部門について、複数のカウンセラーを配置することができないかと考えるに至った。 実働の内実に応じて、協議の上で主担当と副担当を定めてもらう、委員会のまとまりごとに分野を区別して担当するなどの工夫をしてもよい。ひとまず、主担当は配置済みである前提で、もう1名のカウンセラーを配置することにして組み直したい。この配置を可能にするため、本日の戦略計画委員会で1名以上のカウンセラーを配置できるよう規則を改定していただいた。

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