月信8月号
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4 しかし、この不自由な状況の下でも、ホストクラブを的確にまとめられ、その支援を得られて、国際協議会に続く3大研修(地区チーム研修セミナー、会長エレクト研修セミナー、地区研修・協議会)をはじめ、関連するエレクト年度諸会議を着実に実施されました。オンライン研修となった会議もありましたが、この経験は、オンライン会議の経験値を上げる機会として、以後のお手本ともなっております。満を持してガバナーに御着任いただきました後は、様々なハプニングがありながらも、地区全クラブの公式訪問を終了され、クラブを的確に御指導いただきました。 コロナ禍の中にあっても、ロータリー奉仕デイやオープンロータリーの試みが着実に実施されたことも特筆すべき点であると承知しております。こうした数々の取組は、制約の多いコロナ禍の環境にあっても、確実にクラブを勇気づけ、意欲を触発して活動を鼓舞するきっかけとなったものと承知しております。ロータリーにとって誠に喜ぶべき成果であり、西島直前ガバナーの御尽力には大いに敬服いたしております。 この成果の「バトン」を引き継ぎ、名実ともに吉田年度がスタートしました。私の緊張感も募る一方ではありますが、その成果を損なうことなく次へと受け渡せるように、リレーランナーの一人として、これからの1年間を駆け抜けてまいりたいと思います。西島直前ガバナーには、引き続き副ガバナーとして吉田年度を御指導いただきます。この感謝とお願いの言葉をもって本稿の結びとします。ありがとうございました。国際ロータリー 第2700地区ガバナーコロナパンデミックとともに歩んだ期間 西島英利直前ガバナーには、この1年間、ガバナーとして、当地区のために大変な御尽力をいただきました。ガバナーとしての在任期間は1年間であるものの、実際の実働期間は、ノミニー、エレクト年度を含めた3年間であると承知しております。そうすると、西島ガバナーには、実に3年間に及んだ在任期間のフィナーレをお迎えになったばかり、ということができます。その御苦労たるやいかばかりのものであったかと拝察し、長きに及んだ御苦労を労いつつ、心よりの感謝を申し上げたいと思います。 思えば、西島年度が実質的にスタートする2021年7月(エレクト年度の期首)は、コロナパンデミックの混乱の渦中にあり、これに続く2年間は、正にコロナパンデミックとともに歩んだ期間であったかと拝察します。年度開始の号砲となる2022年1月の国際協議会も、前年度に引き続き、インパーソンでは実施できずにオンラインでの開催を余儀なくされるなど、初めから制約の多い中でのスタートとなりました。無念のお持ちが強かったことと存じます。オンライン会議のお手本に吉田 知弘(福岡東RC)西島英利 直前ガバナーへの感謝の言葉

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