月信7-2号
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20 RI第2700地区ロータリークラブの会員の皆様へ、2023-2024年度ガバナーノミニーを拝命いたしました福岡東南ロータリークラブの濱野良彦でございます。2023年1月20日に開かれた福岡東南ロータリークラブの臨時総会で2025-2026年度のガバナーに私を推薦することが決定されました。同日、第2700地区ガバナー指名委員会宛に推薦状が提出され、2月10日に貫 正義指名委員長より第2700地区の全クラブ会長宛に私を2025-2026年度のガバナーに決定した旨の通知書が送付された経緯でガバナーノミニー・デジグネートとなりました。 2019年からのパンデミックを耐え忍んで、第2700地区のロータリー活動を維持し、万難を排して前進されましたパストガバナーの皆様方、ガバナーおよび地区役職者の皆様方、そして各クラブの会員の皆様方に心からの敬意を持ってガバナーノミニーの就任ご挨拶をいたします。人の体温を感じながら話し合えることの大切さ パンデミックによりZOOM会議が世界中に急速に普及し、瞬時にして地球全体が同じ条件や同じ環境で話し合える可能性を知った驚きを私たちは経験しました。その経験から、ロータリーの例会では、人の体温を感じながら話し合えることの大切さを再認識できた経験を忘れてはならないと、私は考えています。もしかすると、ロータリークラブが生まれた時代背景に酷似する何かが、このパンデミックにより発生したのではないかとも、考えるのです。つまり、多くのロータリアンがロータリーの例会に出席することの楽しさ、あるいは忘れかけていた出席の意義を再考されているのではないでしょうか。このような考えの元、私のガバナーノミニーの就任に関する決意やその覚悟に、パンデミックは影響していると感じています。閉塞感をこじ開け、明るい世界へ突き進む目標 このような私の鬱屈した思考状況下に、一筋の光明を提示頂いたのが、吉田知弘ガバナーの今年度のメッセージ「ロータリーを開き、ロータリーを前進させよう」なのです。RI会長の本年度のテーマを受けての提唱であり、閉塞感の漂う閉ざされた社会を2つの提唱が呼応し合い、ロータリアンが持つチカラを導き、閉塞感をこじ開け、明るい世界へ突き進む目標となっています。私は同じ方向性で歩むことができる役目を頂いたことに喜びを感じている次第です。このようにして、私がガバナーノミニー・デジグネートの時に学び、現在に至る意気込みや覚悟となっている所以です。5ヶ年計画を策定する重要な時期に就任 パンデミックの猛威に抗うように2020年7月から第2700地区の戦略計画委員会の5ヶ年計画が実施され、7つの目標が提示された中の「RLI」の推進では、RIの方針に準じ、充実した内容で実施され、第2700地区には国際基準の考え方も持つ多くのロータリアンが生まれています。本年度は、これまでの3ヶ年の経過を精査し、パンデミックの影響等の検証を踏まえて、2025年からの5ヶ年計画を策定する重要な時期になります。新しい5ヶ年計画の開始年度が、私のガバナー就任の年に当たりますので、強い覚悟を持ってガバナーノミニーの任に就きたいと考えています。「臆せず語る」そして「配慮した語り」 また、これまでの諸先輩ガバナーの皆様の偉大な業績からお教え頂いていることは、ロータリーの本質的な倫理観の継続の重要性とその価値観です。21世紀に入り、RIの方針は新しい取り組みを世界に提示してきました。とりわけこの10年間は、大きな潮流の変化の中で第2700地区では、諸先輩方の献身的な改革精神で世界の潮流におくれを取ることなく素早く対応され、変革は進んでいます。私は新しい役割を与えられ、これまでの経験とは異なった景色を見始めています。そこには新しい気付きがあり、それは「臆せず語る」そして「配慮した語り」が共通語であることです。 RLIの参加会員およびファシリテータの皆様方は、「臆せず語る」そして「配慮した語り」を経験し、第2700地区の新しい変革に寄与することでしょう。私は、これらの流れに影響するパンデミック等、複雑な要因を享受し、解決していく時代に突入したことを学び、皆様と共に活動していきます。どうぞよろしくご指導の程、お願い致します。2023-2024年度 第2700地区 ガバナーノミニー濱野 良彦(福岡東南RC)就任のご挨拶

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