『月信』6月号
17/30

 私はグエン フーン ゴックと申します。ベトナムのタイビン市で生まれました。高校卒業後、母国で1年間日本語学校で日本語を勉強しました。2018年10月に日本に行って、1年半ほど岩手県盛岡市の日本語学校に通いました。2020年4月に北九州市立大学に入学し、現在は国際環境工学部情報システムの4年生です。2023年4月からは奨学生として、直方ロータリークラブのサポートを受けています。現在、スマートサービスロボットに関する研究を行っています。 高校時代、私は日本の高い教育水準と充実した教育環境に魅了され、日本に留学することを決意しました。日本の大学は世界的に評価が高く、特に私の専攻分野であるロボット工学に優れたプログラムがあります。また、日本の文化や伝統にも魅了され、日本語を学ぶことを通じて異なる視点から世界を見る機会を得ることができました。さらに、日本での留学経験は将来のキャリアにも大いに役立つと考えています。国際的な環境で学び、異なる国からの友人と交流することで、自己を豊かに成長させることができると思っています。日本の安全で清潔な環境も留学生としての安心感を提供してくれると思っています。 ロボット開発への情熱は、私の中で長い間燃え続けています。私はロボティクス、人工知能、機械学習などの分野に強い関心を持ち、ロボット技術が私たちの生活や産業に革命的な影響を与える可能性を信じています。具体的な夢と挑戦したい仕事は、サービスや生活支援ロボットの開発です。私は高齢者、身体障害者、または忙しい家庭向けに役立つ高度な家庭用ロボットを設計したいと考えています。これらのロボットは、家事代行、介護支援、セキュリティ、エネルギー管理などの任務を効果的に遂行できるようになると思っています。それゆえ、高度な家庭用ロボットの設計と開発に取り組みたいと考えています。6月号 No.13  17北九州市立大学情報システム工学部学部4年生世話クラブ:直方RCカウンセラー:楠 智道グエン フーン ゴック(ベトナム)家庭向けに役立つ高度な家庭用ロボットを設計したい米山記念奨学生紹介

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る