『月信』6月号
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行橋みやこロータリークラブ会長14 2024年4月20日(土)行橋みやこRC(2700地区第1グループ)創立40周年記念式典を、ステーションホテル小倉にて行いました。 当クラブは1984年4月3日、行橋ロータリークラブをスポンサークラブとして創立しました。創立以降40年の間に、社会奉仕、青少年奉仕の分野を中心に活動をしてきました。特に青少年奉仕分野では、優良青少年表彰やロータリー周防灘カップ野球大会など継続的に活動し、功績を残してきました。またWCSの時代を通じて国際奉仕にも取り組み「意義ある奉仕賞(意義ある業績賞)」を度々受賞してきました。 また式典には姉妹クラブ台北朝陽扶輪社からも30名を超える参加を賜り、更なる交友を深めることができました。 記念講演では 立花高校 齋藤 眞人 校長による『「いいんだよ」は魔法の言葉~いまロータリアンに求められること~』。 福岡南ロータリーに属し、不登校自立支援に取り組む齋藤校長は、社会の真ん中を「あたりまえ」とし、そこから離れた子を受け入れず、排除しようとする理不尽な日本の学校教育に警鐘をならし、「キツイ」「助けて」と言えず心の折れている子に、手を差し伸べる事の大切さを唱え、「大らかさと寛容のある社会」へと変化することで、子供たちが安心して個性を発揮できる環境へと変わっていくのだと言っておられました。 また、その共感的理解をロータリアンも一緒に持ってほしいとも話され、大変考えさせられる講演でした。 講演後の会場演奏では、福岡県育徳館中・高等学校管弦楽部の代表による、格調高い素晴らしいコンサートが行われました。 昨年2023年12月18日には記念事業の一環として、管弦楽部部員約70名を築城特別支援学校に招き、児童生徒ら約250人に「絆を育み築くコンサート」を開催しており、両校の交流を深める機会にも恵まれました。 この企画は継続事業として今後も実施していきたいと考えております。行橋みやこRC会員緒方 正憲行橋みやこロータリークラブ創立40周年記念式典報告

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