『月信』5月号
8/34

8・インターアクト委員会 インターアクトクラブとは、奉仕と国際理解に貢献する青少年のためのロータリークラブ提唱の世界的団体で、高校に在学中の生徒、又は年齢12~18歳までの青少年が入会できます。当地区では32のクラブが活動しています。・RYLA・青少年育成委員会 RYLAとは、ロータリー青少年育成プログラム(Rotary Youth Leadership Awards)の略で14~30歳までを対象とし、リーダーシップを引き出すことを目的としたプログラムです。当地区では毎年1泊2日のセミナーを開催しています。・国際青少年交換委員会 1979年に理事会で採択され、海外の人々と交流 今月は青少年奉仕月間になっています。ロータリーにおける青少年への奉仕は古くは1908年に始まっています。 2010年4月の規定審議会で新世代奉仕はロータリークラブの活動の土台となる第5の奉仕部門として承認されました。また、2013年の規定審議会で新世代奉仕から青少年奉仕へ名称変更となりました。 青少年への奉仕に関する分野の中でも、教育分野では国際青少年交換、自己開発分野ではインターアクトクラブ、RYLA・青少年育成が理事会で採択されたRIの常設プログラムであります。 私たちの第2700地区も青少年奉仕部門の中に4つのプログラムを実践する委員会を設けています。各プログラムの紹介を簡単にさせて頂きます。・ローターアクト委員会 ローターアクトクラブとは18歳以上の若年成人を対象に、奉仕を志向する市民と指導者を育成する世界的な団体です。当地区では地域社会を基盤とする12クラブと大学を基盤とする1クラブがありましたが、今年度帝京大学福岡ローターアクトクラブが新たに設立され併せて14のクラブが活動しています。し、異文化を体験し、外国の生活のあらゆる側面を直接学ぶ機会を青少年に提供するプログラムです。当地区では今年度11人の高校生を1年間互いに交換しています。2019年RIの理事会採択によりロータリーの正式なパートナーという立ち位置 になり、当地区でもこの変更に対応し年齢制限の撤廃を行い会員拡大を図るクラブや、活動資金をアクター達が捻出し運営を行うクラブ、ロータリー財団のDDFを活用して新たな活動を模索するクラブ等々様々な変化が起こっています。次年度以降は青少年奉仕プログラムからも独立し、よりロータリーと近い存在になります。ROTARACT(ローターアクト)はROTARY ACTIONの略語です。今後はロータリーの活動にローターアクトが居る事が当たり前のようになり、若い行動力と発想力でロータリーを牽引してくれることを期待しています。 最後になりましたが、青少年奉仕はロータリーが活動の土台とする5大奉仕の1つです。時間と労力がかかるプログラムですが、私たちの未来を託す若者の育成を、もっと多くの会員の皆様方に知ってもらい参加して頂きたいです。どうぞよろしくお願いします。青少年奉仕委員会委員長山本 啓之(若松中央RC)青少年奉仕月間によせて

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る