『月信』5月号
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18令和6年3月3日、TKPガーデンシテイー博多にて、吉田知弘ガバナーご臨席のもと、米山奨学生11名(1人は事情により帰国)の終了式及び歓送会を行いました。当日は、指導教官・カウンセラー・継続奨学生・学友会・地区委員、総勢約50名の方々にお集まりいただき、先ず吉田ガバナーからお祝いの言葉を頂いた後、終了生一人一人に終了証が手渡されました。その後、終了生から指導教官へ感謝の言葉と、指導教官からも楽しい思い出を語って頂きました。その後、みんなで記念撮影を行い、地区米山記念奨学委員会主催の歓送会を行いました。少しお酒を飲みながら、短かったけれどギュッと詰まった日本での思い出話しで盛り上がりました。 また、カウンセラーに対し感謝状の授与を島信英米山奨学会理事にお願いし、カウンセラーからも色々な思い出スピーチを行って頂き、参加者のみなさんは大変感動していました。「米山事業の鍵はカウンセラー」と言われますが、まさにその言葉通りのストーリーが語られました。 終了生の方々は、今後各分野で活躍されていくことと思いますが、米山奨学生としての思い出、特にカウンセラーの事は決して忘れることはないでしょう。これが米山奨学事業の最大の特徴です。 奨学金を給付するだけではなく、世話クラブ・カウンセラー制度により、日本のロータリアンとの交流及び日本の様々な文化に触れることで、ロータリーの奉仕の精神を理解して頂き、真の親日家になって日本と世界との懸け橋になって頂くことに今後期待したいと思います。そのためにも、彼らには積極的に学友会に入会して頂き、ロータリーとの繋がりが途切れることなく、様々な形で社会や世界に貢献してくれることと信じます。 日本のロータリーの生みの親である米山梅吉翁の生前の功績を讃えてスタートしたこの事業も70年を過ぎました。我々ロータリアンの先達が、大切に引き継いできた本事業を今後とも継いで行く、その一役が担えればと強く感じた今回の終了式・歓送会でした。 参加された関係者の皆さん、本当にありがとうございました。そして、米山奨学事業を支え続けて下さる第2700地区のロータリアンの皆さん、本当にありがとうございます。感謝委員長米山記念奨学委員会吉田 廣幸(直方RC)米山奨学生終了式・歓送会報告

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