『月信』5月号
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第2730地区14 国際ロータリー第2730地区は昨年認証および創立70周年を迎えました。 当初は九州は一地区として370地区とされていましたが1968年以降熊本、大分、宮崎、鹿児島の四県で再構成され373地区として編成されました。 宮崎県都城市の市立図書館に当時の盛大な地区大会の記録が今も収蔵されています。 1986年以降は鹿児島、宮崎の2県で第273地区となり1991年から第2730地区として現在に至ります。 思えばこの頃からロータリークラブの活性化がピークを迎えていたのではないでしょうか。 さて この地区のご紹介をさせていただくにあたり県民気質が若干異なる点を私見ですがお伝えしておきます 隣り合う県とはいえ薩摩武士と日向おごじょというかチャキチャキとオットリが反しながらも折り合うという融合性が存在することです。 そのためか皆さん議論好きでRLI活動が活発なのもここにあるのではないかと思います。 こうしたところが多方面の「サービス」に繋がっていると自負しています。 特に青少年の人材育成、環境保全には惜しみない活動を推進しています。  地区の全体、財団委員会、米山委員会とは別にグジャッキーチェーンのポリオ福島キッズループで基金をつくり教育振興に尽くしています。東日本震災でも桜の木を移植贈呈、海岸・河川の浄化は年中行事となりました。 冬の寒い中多くの参加があり合わせてシンポジウムも開催されます。 つくづく、ロータリアンなんだなぁ、この人達はと感嘆します。 海外においてもインド、スリランカ、台湾、アフリカなど枚挙にいとまがありません。 アフリカはマラウイの女性たち達がつくった小物をインターアクト達が主になって販売しその売り上げを労働対価として送金しています。 こうした活動も性善説の多いロータリアンにとって手痛い思いをすることもありその都度対策を講じ人生勉強を続けています。 近年は敢えて暇であってほしい危機管理委員会が活発になってきました。事が発生するたびに改善を図り今もなおその途中です。 こうして鹿児島と宮崎のいわば「破れ鍋に綴じ蓋」的仲間でロータリー活動に勤しんでいます。 是非、当地区にお立ち寄りいただき、南九州のロータリアンとお付き合いくださいますようお願い申し上げます。鹿児島RCチャーターナイト宮崎RCチャーターナイト台湾RYLA初参加公共イメージ委員会委員長 田村香代子(都城中央RC)九州4地区合同企画の紹介

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