『月信』3月号
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シ芮曾産業医科大学にて将来の個別化医療が期待される分野の研究をしています (中国)産業医科大学医学科博士3年生世話クラブ:直方中央RCカウンセラー:小石京子ソウゼイ 今年4月からロータリー米山記念奨学生になった曾子芮と申します。中国南部の杭州というまちから来ました。今は産業医科大学大学院医学研究科博士課程の3年生です。 私は2019年の4月来日し、1年半日本語学校に通っていました。その後、2020年10月よリ産業医科大学で流動研究員として研究を始め、2021年4月から産業医科大学大学院第1内科学に入学しました。 過去2年間で、産業医科大学大学院の研究室で行う実験手技に関してはほぼ習得するなど研究に打ち込んでいます、研究テーマである「全身性エリテマトーデス(SLE)における好中球サブセット分類とprecision medicineに向けた基盤研究」は将来的に個別化医療が可能になると期待されるテーマであり、勉強や実験に熱心に取り込んでおります。それから、得られたデータをまとめて、産業医科大学学会と日本薬学会で発表させていただきました。これからも引き続き研究に努め、文化交流の活働にも積極的に参加していきたいと思います。世話クラブ行事 カウンセラーの勤務先を訪問 認知症対応型共同生活介護「グループホーム」の方とスタッフの方と一緒に撮影 子供の頃から日本のアニメを見るのが好きで、今でも時々見ています。日本に来て、いつもアニメで見ている風景が見られ、わくわくしました。旅行に行くのも好きです。日本語学校が東京にあるので、東京とその周辺は遊びに行きました。他も友達と大阪、京都、広島に行き、さまざまな風景や文化を体験してきました。 米山記念奨学生に採用してくださり、誠にありがとうございました。この半年足らずの短い期間に、チューリップ球根堀の社会奉仕活動に参加したり、カウンセラーに連れられて古寺に行ったり、今まで経験したことのないことを体験しました。今年10月の研修旅行も楽しみにしています。 また、地区大会、卓話研修会などで他の奨学生と出会い、他校の留学生との知り合いにより、友達が増えたこともうれしいです。 今はコロナ禍が落ち着いたので、もっと多くの活動に参加して、日本と中国の文化交流が増えますよう願っています。 研究室での研究風景3月号 No.10   9 子

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