「福岡東ロータリークラブ40年のあゆみ」
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5福岡東ロータリークラブ会長 古賀 謙二振り返れば10年毎の記念事業を4回重ね、今年ついに40周年を迎える運びとなり、誠に喜びにたえません。この輝かしい歴史と伝統は、歴代会長、幹事さんを始め、会員皆様の自由闊達な協調融和の精神によって、築き上げられたもので、皆さんと共に心から敬意を表したいと思います。当クラブは、1970(昭和45)年9月5日、福岡ロータリークラブをスポンサークラブとして、24名のチャーターメンバーにより発足いたしました。この40年の間に私たちは社会構造の変化、とりわけ事業や職業の世界における激変に翻弄されながらも「ロータリーの心」を守り、多くの貴重な経験を積んでまいりました。その間で最も特筆すべき事項として、2003(平成15)年11月の女性会員の入会があり、我がクラブは新しい感覚を取り入れた21世紀にふさわしいクラブに成長いたしました。この40周年を境に先輩諸氏の築かれた歴史と伝統を大切にし、心を新たにロータリーの原点に戻り、新しい一歩を踏み出したいと思っています。2010(平成22)年菊薫る重陽の節句の9月9日に、多くのご来賓をお招きして、記念式典と祝賀会が開催されました。あわせて記念事業といたしまして、「JR博多駅前広場への植樹」と「ゴミ拾いウォーキング(インターアクトクラブと共に)」、及び王貞治理事長の世界少年野球推進財団に対しての「チャリティーゴルフ大会」を、「ロータリーの運営は質素に、奉仕は豊かに」を旨として実施いたしました。さらに、節目の年度にあたり貴重な歴史の記録として、ここに記念誌を発刊することができました。思い出や記録など盛り沢山の内容となっております。この記念誌発刊にあたり、会員一同、歴史を支えてこられた先輩諸氏へ感謝し、過去の歴史から学ぶと共に、40周年記念事業は過去の総括であると同時に、新たな未来への出発点であると位置づけ、歩んでまいります。今後とも、関係各位皆様の一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げ、記念誌発刊の喜びに代えさせていただきます。40周年記念誌発刊に寄せて

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