「福岡東ロータリークラブ40年のあゆみ」
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47(1) クラブの創立福岡東ロータリークラブは、福岡ロータリークラブがスポンサークラブとなり末永直行ガバナーらのご指導のもとで1970(昭和45)年9月に設立された。特別代表は多川博会員であった。1970(昭和45)年8月12日に世話人による第1回結成懇談会が催され、わずかの日数の後、9月5日に創立総会を開き、定款、細則、会員の役割を一気に作成し決定した。国際ロータリー加盟認証も9月17日と早かった。他クラブからの移籍者がなく、全員新規会員で同一線上でスタートを切ったこと、都市においては珍しい土曜日を例会日にしたこと、若くて行動力に富んだ会員が多くいたことなどが特異な点としてあげられた。チャーターメンバー24名、割譲された区域は福岡市の多々良川以東及び粕屋郡新宮町・古賀町並びに宗像郡福間町・津屋崎町・玄海町・宗像市・大島村一円の地域である。創立初年度の会長は故原田勝記氏、幹事は故坂本行雄氏である。(2) クラブの歩み会員数24名で創立した福岡東ロータリークラブは初めの10年間は例会日が土曜日であったが、時の流れとともに木曜日となり、例会場も東急ホテルから都ホテル、つづいて現在のホテル日航福岡へと変更した。クラブの奉仕活動の中で、早くより活発なのが国際奉仕部門である。国際青少年交換学生の受け入れは1973(昭和48)年より、送り出しは1974(昭和49)年より始まり現在も引き続き交流を重ねている。1982(昭和57)年11月には大韓民国釜山影島ロータリークラブと姉妹クラブの締結をし、現在も相互に公式訪問をし、合同例会を開き交流を深めている。また、短期間であったがイポー・キンタ・ロータリークラブと姉妹提携した。1986(昭和61)年5月には当時の中井隆ガバナーの依頼でスポンサークラブとして、宗像ロータリークラブを設立しロータリーの拡大に務めた。1995(平成7)~1996(平成8)年には松田尊文会員が第2700地区の地区ガバナーに就任され、地区の発展に大きく貢献された。また、新世代のための青少年育成については、1996(平成8)年11月中村学園女子中学校高等学校にインターアクトクラブを創設し、青少年の育成と発展の為に指導と援助を行なっている。なかでも、国際ロータリー第2700地区の地区大会、地区協議会とくに2009(平成21)年度は第4分区のインターシティ・ミーティングなど、地区レベルの会合を主催した。このように、福岡東ロータリークラブは年々発展の一途を辿り2010(平成22)年度で創立40年を迎えた。在籍会員82名(2010年9月9日現在)(藤木朝之会員)クラブの横顔

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