「福岡東ロータリークラブ40年のあゆみ」
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38祝 辞駐福岡大韓民国総領事 趙 廷元福岡総領事の趙廷元と申します。福岡東ロータリークラブの創立40周年記念祝宴がこのように盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます。この度の祝宴のために努力された福岡東ロータリークラブの古賀会長と関係者の皆様のご苦労に感謝致します。また、釜山からこの行事を祝うために参加された影島ロータリークラブの李外寬会長他関係者の皆様を心より歓迎致します。福岡東ロータリークラブは1970(昭和45)年の創立以来、社会奉仕と国際親善、そして平和定着のために立派な活動をたくさんしてこられたと聞いております。また、貴クラブはアジアに開かれた福岡という地域特性を生かして1982(昭和58)年より釜山影島ロータリークラブと姉妹関係を結んでいると聞きました。28年という長い歳月の間、両ロータリークラブは相互交流を実現、固い絆で結ばれていて民間交流の模範になっています。福岡は昔から住民たちが開かれた心を持って外から来る人達を広く受け入れ親切にして下さることで、今現在のような開放された豊かな都市になっていると思います。ご存知の通り現在釜山と福岡は超広域経済圏形成のための具体的な取り組みを多方面にわたって着実に進めています。このような両地域間の緊密な協力と活発な交流は、対日間の友好協力関係を進化させていく上で大きく貢献していくものと信じて疑いません。昨今の対日関係は1965(昭和40)年の国交正常化以来、一番良い関係をなしており、これは来たるアジア時代ひいては北東アジア時代を迎えるにあたって、両国にとって非常に幸いなことではないかと思います。これから韓国と日本は近い隣国として過去を直視しながらも、過去の100年を越えて新たな100年を念頭に置いた新しい関係になっていかなければなりません。このために福岡東ロータリークラブと影島ロータリークラブが、立派な役割を果たしてくださることをお願い致します。最後に福岡東ロータリークラブの更なるご発展と皆様のご健勝を願って、私の祝辞に代えさせて頂きます。

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