「福岡東ロータリークラブ40年のあゆみ」
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110女性会員座談会「頑張れ! 女性ロータリアン」はそうではなくて、男性から見れば、男性の居心地の良いところに、何か気を遣わないといけない人がいる。「女房以外に気を使わないといけない女性がいる」、というのが、嫌なのかもしれません。大神:レディーとして扱えとかいったりするといけませんよね。中:それは、よくない。ただ、我々はちょうど(男女共学の)端境期の人間でしょう。私は中学までは男子学校でしたが、高校の時、初めて女子と一緒になりました。女子に対して興味はあるんですけれど、緊張もした。だからつまり、ちょっと女性に慣れていない世代なのかもしれませんね。大神:私の世代は大学を卒業した時が、雇用機会均等法ができたころか、まもなくでしたから、大変だったみたいですけれど、敢えて意識しないように育てられた世代なんですよね。司会:男女が同レベルですよね。中:この20年ぐらいでものすごく変わりましたよ。雇用機会均等法以来。今が一番、女性が対等にのびのびと活躍していますし、企業も女性を活用できていると思います。昔は企業で女性を活かそうとしても、企業が上手く活かしきれない部分がありましたし、対する女性の方も腰掛け的な就職が多かった。今の女性は全然それがないでしょう? 双方良くなりましたよ。司会:今は良い時代に生きていますよね。森:ものすごく良い時代に私たちは生きていると思いますね。中:また、切り開いて行く時代でもありますよ。あなたたちがね。おそらく東クラブでも。司会:まあ、良い時代に生きてるってことに感謝して前進ですね。多良:私は時折、逆にとられてしまいます。サービスするのは基本的に好きな方なので、ロータリーに入って最初のテーブル会の時にも、つい焼酎とかを、作ってお持ちしていたんですよね。きっと甲斐甲斐しく動いているように見えてしまったのだろうと思うのですけれど、ある方が、「もう、そんなことせんでよかったい。ここは男も女もないっちゃけん。」とおっしゃってくださって。司会:基本的に注いだりする必要はないんですよ。中:自然な気持ちでしてあげることは悪くはないと思いますよ。多良:私は若輩者で、入会したばかりでしたから。私の方が足腰も丈夫だし、と思って。女性だから、と思っていたわ

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