はまかぜサンプル
7/8

「かつや耳鼻科です。今から○○な患者さんを診て頂きたいのですが、宜しいでしょうか?」「******」(浜の町病院耳鼻咽喉科外来受付の看護師さん)「ありがとうございます。これからすぐ行くように、患者さんに言います。」以上のようなお願いを、電話にて度々申し上げています。この後、急いで診療情報提供書に必要事項を書き、患者さんにそれを手渡して浜の町病院へ行ってもらいます。扁桃周囲膿瘍や急性喉頭蓋炎が疑われる患者さんの時など、「わかりました」との返事を頂くと、本当に、ほっとします。それ以外でも、手術が必要と思われる方、急性難聴をきたしている方、私の力不足で思うように治療できていない方等々、いろいろな患者さんを浜の町の先生方に診て頂いております。先生方の存在は、ひとりで悪戦苦闘している身としてはありがたく、日々の診療におきまして非常に心強い限りです。私は、佐賀の出身でして福岡に来て12年が過ぎ去りました。右も左もよく分かっていない者がこの地で、どうにかこうにかやってこれたのも、浜の町病院のように、快く紹介患者さんをしっかりと、受け入れていただける病院があったからだと思っています(紹介する立場より、される側のほうが何倍も何倍も大変だということは当たり前の話ですし、この事は充分、理解しております)。元来、病弱で(頭もですが)、頻繁に偏頭痛にも悩まされ、近視・老眼、アレルギー性鼻炎持ちでもあります。ここ数日間は咳喘息(自己診断ですが)症状が出現している有り様で、診療している方が患者さんより体調が悪いのではと思いつつ、引攣る笑顔を作りながら診察しています。その上、最近では不眠にも悩まされ、なかなか薬とも縁の切れない状態です。不健康な者(わたくし)が、病気の人たちを診ているというのも、いかがなものかなと考えるのですが、今のところ、いや、これからも耳鼻咽喉科の医師として、端っこの方でどうにかこうにか診療を続けていこうと考えています。このような私ですが、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。耳鼻咽喉科 中条先生・縄手先生・山内先生 いつもいつもありがとうございます。それに、呼吸器科の樋口先生・鶴田先生、 皮膚科の寺尾先生、ありがとうございます。また、他の先生方やコメディカルの方々にもお世話になっていることと思います。皆様方、この誌面をお借りしましてお礼申し上げます。浜の町病院の益々のご発展をお祈りいたします。勝冶耳鼻咽喉科医院院長小こうじまる路丸 篤あつしTEL:092-281-6027 FAX:092-291-0914登録医から一言連携課だよりPRESSPRESS■ご主人の一言■嬉しいときは「ふんふん」、怒ると「ぶぶっ」と鼻を鳴らしてアピールします。とても人懐っこい、ちょっぴり太めのウサギです。〒812-0035福岡市博多区中呉服町3-10先日、3月16日(火)に院内の防火訓練が実施されました。消防法で義務づけされているもので、例年3月の第二週に実施しています。今年の出火は北6階病棟配膳室で、夜間の職員数が最も少ない時間帯を想定して行いました。事前に全体での打合せを行い、各担当者間でも念入りに検討を行いましたが、いざ訓練となると緊張して事前のシュミレーションどおりには進まず、参加者も戸惑うことが多いようでした。ただ、出火階病棟の看護師さんの機敏な動きや通報連絡担当の警備員さんの大きな声、当直者の現場での迅速な対応など感心させられる場面もありました。訓練を体験し、いろいろ考えながら行動することにより参加者の防災・防火に対する意識が高まれば、訓練を行った意義があったと思います。今回の訓練の反省をふまえ、来年以降もより実際に即した訓練ができるよう改善に努め、職員誰もが実際の火災に遭遇した時に、冷静に対処できるようになることが、必要だと考えています。防火訓練総務課・東野康弘季刊・はまかぜ 7

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です